子どもがコップに入れた牛乳を運んでいてこぼしてしまった時、
『しっかり持って運んでって言ったでしょ!』
お皿を落として割ってしまった時
『ちゃんと持ってって言ったでしょ!』
子育て中の方なら誰もが一度は言ったことがあるのではないでしょうか?
【しっかり】【ちゃんと】【きちんと】。。。
改めて文字にしてみると、なんて曖昧で、いい加減な言葉なんだろうと思いました。
大人に言うならまだしも、子どもはこれらの言葉をかけられて
『そういうことだったんだ❕』と納得することができるでしょうか❓
まずは『大丈夫だよ』と声をかけてください
全然大丈夫な状況じゃなくても言ってください
子どもに声をかけると同時に、自分にも声をかける意味でもで言ってみましょう
ガラスの破片が飛び散ったりしているとできませんが、
牛乳をこぼしている時など、危険がない時は
子どもには子どもサイズの雑巾を準備しておいて、一緒に拭きます
余談ですが、雑巾は濡らして絞る、など手首を使う運動にもなります。
そしてキレイに片付いたら、
『コップはこうやって持って運んでね』と具体的にして欲しい行動を子どもに見せてください
これをモンテッソーリ教育では【提示】と言います
これはいろんな場面で応用できます
お片付けのやり方、ハサミの使い方を見せたり。。。
一度見ただけで、次から完璧にできるわけではないですが、
繰り返しやり方を見せると自分がどんな行動をしたらいいか理解しやすいですよ😊
コメント